おじぎ30度

おじぎ30度オンステージ・・・、あっという間に終わってしまいました。てってけはゲネ無プロの日から千秋楽まで1日1公演ずつ観劇しました。火曜日から金曜日は、帰宅が11時過ぎになって、なんやかんやと寝るのが2時になって、翌朝は6時に起きて出社、仕事を早めにシフトして退社、観劇ってのを繰り返してたのでさすがに疲れましたが・・・。


それも土曜日には、終わっちゃうのがなんかさびしく感じるようになりましたし、でも、日曜日の千秋楽は本当に大団円で、号泣した田中れいなの締めの挨拶の
从 ´ ヮ`)<れいな、おじぎ2がやりたい!
発言で、なんか客席も出演者もある一定の方向を見たような、なんか終わっちゃったっていうよりも、未来に希望をもった終わり方になりました。


千秋楽は、4人娘。&とっきーには内緒でサプライズの花束贈呈が用意されていまして、その前後でそれぞれ1回、一人2回挨拶があったんですけど、断片的にしか憶えてないんですけど、みんな課題をもって取り組んでて、いい経験をしたんだなと思いました。愛ちゃんは、千秋楽までもっと良くしていこうという気持ちを持って、日々演技に葛藤しながら演じていたというようなことを言ってました。


見ていて、それはすごく伝わったんですけど、実際に口に出して言ってもらったのが僕はうれしいです。これ、娘。ヲタよりもずっと長い僕の演劇ヲタとして、役者に要求する絶対譲れない線なんですよね。演技に完成はない、もちろんお客さんに見せる初日までにあるていどの形は作らなくてはいけないけど、舞台のゴールは初日ではない。千秋楽まで、もっとよくしようという心を持ち続けて欲しい。これは「リボンの騎士」のときに手紙に書いたんですけど、別にそれを読んだからってわけじゃないでしょうけど、ちゃんとわかっていてくれたことがうれしいです。


あと4人娘。はもちろんだけど、この舞台を通してとっきーが結構好きになったね。実際、初舞台なのにすげー頑張ってたしね。それなのに一部ヲタの心無いしでかしがあったのは非常に残念だし、娘。ヲタとして情けなく思ったね。舞台上の娘。に恥をかかせるなよ。


おじぎも終わったし、次は、娘。の春ツアーがもう今月末には来るんですけど、それまでしょっと2週間ばかりあるので、といっても来週はハロテンいっちゃいますが、この間隙をぬって、演劇の趣味のほうも畳み掛けて追いこうと思いまして、キャラメルボックスの「君のいた時間、ぼくの行く時間」を見てきます。


クロノスシリーズの第4弾ですね。前3作が梶尾慎治作「クロノス・ジョウンターの伝説」を原作に作ってるのですが、舞台を見た梶尾さんが舞台のために続編を書いてくれたという珍しい話。よっぽど気に入ったんですね。主役は、3年ぶりの出演になるキャラメルボックス所属俳優の上川隆也。あれですよ、功名が辻山内一豊とかやってた上川隆也ですよ。また、熱い展開を期待してるぜ。

梶尾真治さんの短編小説シリーズ「クロノス・ジョウンターの伝説」は、日本のSF史に残る傑作です。キャラメルボックスは、2005年に『クロノス』、2006年に『あした あなた あいたい』『ミス・ダンデライオン』と、すでに3つの作品を舞台化してきました。そして今回は、いよいよシリーズ最新作に挑戦。なんと、作者の梶尾真治さんのお話によれば、主人公の秋沢里志は上川隆也をモデルにして書かれたそうです。「できれば上川さんにやってほしいなあ」という梶尾さんのラブコールにお応えして、秋沢里志役は、3年ぶりの上川隆也。ヒロインの梨田紘未役は、上川隆也が以前テレビドラマでご一緒した、西山繭子さん。前の作品を見てないという人でも、もちろん大丈夫。39年の時を越えて、一人の男が走り続ける物語。ぜひ劇場で見届けてください。

成井豊 キャラメルHPより

東京・神戸・大阪でやるよ、詳しくはこちら