てってけのモー娘。との出会い

アサヤンとかはとくに見てなかったのだけど、娘。自体はデビュー当時から知ってましたよ。
でも、認識としては安倍なつみとその他みたいな認識だったな。
LOVEマシーン以降は黙ってても情報が飛び込んで来るようになって
そっからハピサマの辺りまででも世間並みの興味だったかな。
その頃の職場の新人の女の子に「モーニング娘。ではどの娘。がタイプですか?」って
聞かれて、うーん、安倍なつみ後藤真希中澤裕子と辻・加護しか知らないからなぁ・・
と困ったのを覚えてます。
そんなてってけが、娘。に興味を持つようになる事件が置きます。
当時てってけは南青山少女歌劇団ってアイドルのファンをやってました。
そこの下位組織(?)みたないものでNansho-Kidsってのが出来たんですよ。
で、歌劇団とKidsの関係ってものすごーくわかりやすく言うと
娘。とKidsの関係と同じです。ファンのスタンスもね。
んで。そのKIDSがライブで持ち歌がない関係で歌ったのが
LOVEマシーン」と「恋愛レヴォリューション21」だったのですが、
それがかな〜り面白かったのです。しかし、主催者の思惑とは違って
その歌を本当に歌ってるグループに興味を持ってしまったのです。
ま、曲の力で面白いと思ったのだから当たり前ですけどね。
偽者より本物のほうがいいし。いや、偽者でこれだけ面白いんだから本物はいったいどんななんだ?と。


ここで私が娘。にはまる素地というか背景について書きます。
当時てってけは南青山少女歌劇団という今は無きグループのファンであったことは書きました。
んで、この南青山少女歌劇団なるものはどんなグループだったかというと
11歳から18歳までの女の子だけで出来た、年2回程度のオリジナルミュージカルを上演する団体です。
19歳になると卒業となります。新陳代謝を繰り返すことで新鮮さを保つと言う考えは娘。に近いですね。
そういえば、つんくも見に来てたり花を出してたりしてたな。
この団体はたまにライブもやってましたが、ライブと言うよりショーに近いですね。
客席がのりのりなんてことは全然無くて、それは楽曲の性質と
普段の活動から集まるファンの気質からくるんだと思いますけど、
私はこれにけっこーストレスを感じていました。
のって動いてるような奴の方が周りから迷惑がられると言う・・。
南青山少女歌劇団の前はCoCoなんてアイドルグループのファンで
それこそ全国の会場を回って歩いてたヲタでしたので
そんなノリノリなライブに飢えていたという状態でした。


そんな状態のときに間接的に娘。にふれ、いよいよ娘。に興味を持ち出したときに、
まるで運命のような知人からの電話
「あのさぁ、モーニング娘。のチケットが余ってるんだけど一緒に行ってくれない?」
2001年春の横浜アリーナでした。
見るもの聞くものカルチャーショックの連続でした。
なんじゃあの写真を特攻服にたくさんつけた人は?
「なになに、男だったら吉澤ひとみ?」意味は良くわからないが吉澤ひとみという娘。がいるのか・・・。
なんか知らないけど、石川梨華って娘。がえらい人気だな。
ヲタだらけかと思ったら、家族ずれが多いんだな・・。
うおおーー、なんだこのサイリュウムの海は!
なんか急に客のテンションが下がったけど、この松浦亜弥って新人ちゃん可愛いじゃん。
石川梨華って娘。可愛いけど、歌が殺人的。(スマソ)
後藤真希安倍なつみ加護亜依辻希美矢口真里石川梨華吉澤ひとみ・・・、
タレントがキラ星のごとくいるなぁ・・・。
当時、相次ぐ主力メンバーの卒業により斜陽の時期を迎えていた
南青山少女歌劇団の現状をかえりみて、うらやましく思いました。
(んーー、どっかで聞いたような状況だな)


娘。のどこにはまったか・・・。
よーするに当時南青山少女歌劇団に持ってた不満をほとんど解消してくれたってのがあります。
決まった数人以外ほとんどボーカルを取ることのなかった南少と違って
人気メンバーが次々と登場して歌ったり(こればっかりになるとあれなのですが)
必要に応じたユニットを作って、本体とは違う魅力を作ってたり
勢い、流れ、ドライブ感(みんな同じようなもんか)や圧倒的な輝きを持っていました。
こうして娘。にはまっていくのですが
完全にヲタになるまでにただ一点、自分好みの娘。を欠いていました。


時代はまだてってけを高橋愛に出会わせない。