奥羽越ツアー

仙台・新潟まとめて雑感みたいなものを書きます。


【仙台】
もうすでにいろんなところで語られていて、いまさら感もあるんですけど、仙台のMCで吉澤ひとみさんが

( ○^〜^)<9月9日で、LOVEマシーンが出てから6周年になりました。
( ○^〜^)<その時の初期メンバーは今はもう誰もいないんですが、
( ○^〜^)<が!!!
( ○^〜^)<これからも7周年、8周年、10周年、100周年と、
( ○^〜^)<みんなに愛され続ける存在でありたいと思います。

という発言をしました。


僕は最初、この発言の真意がわかりませんでした。デビュー何周年とかいうならわかりますが、なぜに「LOVEマシーン」発売から6周年なんだ?と。しかし、よっすぃ〜の頬に光るものを見て、悟りました。LOVEマシーンといえば、娘。絶頂期の娘。を代表する楽曲で、黄金期の象徴のようなものです。


前ツアー、娘。はその歴史上最大の試練を迎えました。そんななか急遽リーダーを務めることになり、周りからは「頼れるリーダー」と評価されやってきましたが、よっすぃ〜は内心不安で、でもそれを表には出さずに必死で娘。を引っ張ってきたのだと思います。


そして娘。はついに生まれ変わり、久住小春を迎えての新ツアーも軌道に乗り、よっすぃ〜もちょっとだけ肩の荷を降ろすことができるくらい仲間のことが信頼できるようになり、改めてひとつになったと感じたのではないでしょうか。まだまだ未来にむけての使命感はあるけど、ふとこれまでの達成感から一区切りとして出た言葉なのかな・・と。


これまでの不安、苦労、達成感、仲間への信頼、安心感、使命感、そして周りの人、ファンへの感謝といろいろな感情が混ざった言葉でした。あの日から1公演も欠かさず見て来たんだ。わかるさ、それくらい。



【新潟】

明けて新潟公演。小川麻琴久住小春の凱旋公演です。正直、久住にはまだ凱旋という言葉は似合わないけど、恒例になっているアンコールとかそんなのはどうなるのかな?と思ってました。まぁ、順当にいってマコが昼、小春が夜って感じなのかな。まぁ、マコヲタとしては納得しがたいだろうけど、ツアータイトルに小春が入ってる以上、小春のほうが夜に来るのかなと漠然と考えていました。


おそらくはスタッフもそうだったのでしょう。麻琴の親族を昼に、小春の親族を夜に招待し、某曲のソロパートは昼に小川麻琴、夜に久住小春が歌いました。今ツアー初のご当地での披露です。どちらも胸に迫りました。久住小春は、力量的にはまだまだだけど、そのだけに感情が歌と自然に重なったときには、その感情は剥き出しでストレートにこちらに伝わってくる。この経験は今後に生きるだろう。


麻琴は小春の合格が決まったとき、内心ショックだったと思います。自分だけの凱旋コンサートというものがなくなってしまった。なまじ一回経験してるだけに返ってつらいのかもしれません。昼も夜も、最近恒例になっているご当地挨拶があって、昼夜とも麻琴と小春の二人が挨拶に出た。完全に麻琴が小春をリードしての挨拶だったけど、あれはもしかしたら予定では昼に麻琴・夜に小春だったのかもしれない。そう考えたほうが作りの上からは自然です。では、なぜ変えたのか?それは客席からのマコト・コハルコールにある。


小春で必死な人が麻琴に匹敵するほどいるとは考えにくい。だからあのコールは麻琴ヲタが中心になって作ったものだと思います。なんつーか、大人ですね。マコトで行きたいという気持ちはあったと思うけど、マコト・コハルの交互のコールになったところに小川ヲタのヲタ気質が出ていたと思います。それはマコ&コハのご当地ご挨拶でのリードなどともあいまって、結果的に小川麻琴の声望を上げることになりました。確かに自分だけの新潟コンがなくなったのは残念だっただろうけど、麻琴は思いなおしたのです。新潟のコンサートで自分は本当にうれしく楽しい想いをした。だったらその感動を久住にも分けてあげようじゃないかと。分けることは必ずしも減ることではない。そこには前ツアーの小川麻琴よりも成長した小川麻琴の姿がありました。


僕がこのサイトで小川麻琴を褒めることは他の5期メンバーより少ない。それは小川麻琴高橋愛のライバルとして見ているからです。モーニング娘。として求められる役割が違うのでポジション争いのライバルという意味ではないです。麻琴は純粋に歌とダンスのライバルです。しかし、ライバルではあるけど、実力が拮抗しているとは思っていません。若干ですが、しかしほとんどの面で高橋愛のほうが上だと思っています。だから褒めることは少ない。たとえばこれがガキさんだったら、愛ちゃんをフォローするだけの力量が備わってればべた褒めします。麻琴に課しているハードルはもの凄く高い。いつか、二人の力が並んで前ツアーの名古屋のごっちん&愛ちゃんのように競演することを夢見ている。*1

*1:ただ、最近はガキさんがレベルアップしてて歌もダンスもかなりいい上に、愛ちゃんとの相性も抜群なんですよねー。でも、ガキさんだと競演じゃなくて共演って感じだし。ガキさんに求めるのは、むしろそっちだからいいんですけど。