時間神

娘。ツアーも11月いっぱいで終わるので、12月は僕のもうひとつの趣味・演劇の方に力を入れようと思います。で、チケットを取ったのがこれ、

演劇集団キャラメルボックスの2005年クリスマスツアー
タイムトラベルシアターVol.2「クロノス」


原作:梶尾真治クロノス・ジョウンターの伝説


脚本・演出:成井豊


チラシに載ってた成井さんの言葉

子供の頃から、いつも一人だった。
孤独という言葉を知るずっと前から、孤独だった。
孤独の味は苦い。
パーティーの類に出席するたびに、五分で帰りたくなる。
もちろん、自分で蒔いた種。
自分から他の人に寄っていこうとしない、僕が悪いのだ。
わかっている。が、どうしても寄っていけない。
ああ、そうだ。知らない人と話をするのは、とてつもなく煩わしい。
いや、知っている人だって、煩わしい。
映画は必ず一人で見に行く。
見終わった後、その映画について、人と語り合うのが楽しい?
そんなことはない。一人で駅に向かって、黙々と足を動かしながら、
印象に残ったシーンやセリフを反芻する。
そこに、他人の余計なおしゃべりなどいらない。
孤独の味は実は甘い。
自分以外の人間に気をつかわなくて済む。
この気楽さ、心地よさは何物にも代えがたい。
それなのに、時として、耐えられないほど淋しくなるのはなぜだ。
「腹減った」も「眠い」も確かに辛い。
が、「淋しい」も、それらに負けず劣らず辛い。
思えば、僕はこの「淋しい」という気持ちをバネにして、
今日まで生きてきた。芝居をやってきた。
他の人に寄っていくために、様々な作品を生み出してきた。
淋しさは力だ。
孤独な人間は、何かをするパワーを心の底に溜め込んでいる。
問題は、そのパワーを何に使うか。
僕には幸い、芝居があった。芝居で良かった。悪事じゃなくて。
だから、僕以外の孤独な人たちに言いたい。
臆するな。立て。君には何かを成し遂げる力がある。

うーん、僕が影響を受けてるのがもろばれだなw


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