モーニング娘。の高橋愛について

tetteke2004-05-28

例の卒業発表以来、方々のサイトを見て意見を読んでまわっているのですが
たんばばさんの「別冊 AS - Annex」   と
http://d.hatena.ne.jp/tenvapas/20040528
はっちまんさんの「愛WAKI(高橋愛推し観察日記)」
http://d.hatena.ne.jp/hatchman/20040527
のやり取りが非常に興味深い。


私はたんばぱさんの言ってることに共感と言うか、自分に当てはめてみても
なるほどなと思うところが多々ある。
と、同時に愛ヲタとしてはっちまんさんの主張もよくわかる。

「宝塚へ入る気満々」 な高橋愛

ヤン土で実際に高橋の口から語られたこの部分を聞いていない私としては
たんばぱさんのサイトの文章から類推しただけなので、
間違った認識があるかもしれませんが、一ファンとして残念に思います。
私は、高橋愛さんは宝塚歌劇団の一ファンなのだと思っていました。
たしかに小学・中学1年のまだ芸能界に入る以前の高橋さんの夢のひとつであったとは思いますが
彼女がモーニング娘。に入ったときから、または娘。として活動していくなかで
高橋さんのなかで整理されたものと信じていました。
その上で好きなものは好きなものでいいじゃん、娘。>宝塚なら。と思っていました。
しかし、どうやらそうではないかのような発言があったようで・・、
ここでショックを受ける自分も、まず娘。ありきの高橋愛ヲタ、愛ヲタの中では珍しい部類なのかなぁ。
いやでもきっと違うと思うなぁ。

後進の活躍、出番は先輩のそうした気持ちの上に成り立っている部分があるわけです。
過激な言い方をすれば、そうした先輩の想いを、恩を仇で返すが如く 「宝塚へ入る気満々」 な高橋愛や、また、そうなっても高橋愛についてゆける高橋ヲタに、1〜4期ヲタは心中ただならぬわけで、そういう部分をもっと知って欲しいと願うわけです。

程度に差があるかもしれませんが、高橋ヲタにもそういう部分ってわかってると思いますよ。
でも、高橋ヲタとしては高橋愛さんのそういった言動に娘。ヲタとして
内心ショックを受けつつも、
高橋愛さんの娘。としての成長を信じるしかないのも事実で。
高橋叩きをやってる人も根っこは同じで、高橋さんへの期待の裏返しだったり
娘。への愛から来てたりだったりしますよね。

誤解を恐れずに言えば、先輩達の我慢を心で理解して、先輩の分まで頑張ろうとする姿勢や意気込みを今の高橋愛に感じますか?ということで、高橋愛の夢を一緒に見たいと言うことは、高橋愛のためにモーニング娘。全体が踏み台にされることを許容できるんですか?という温度差なわけです

そんなこと許容出来るわけがありません。
だからと言って、今の時点で高橋愛を否定することも出来ません。
その葛藤の中からこぼれ落ちた感情をこうして文章にしているのですけどね。


とはいえ、高橋ヲタには温度差を感じると言われれば否定もしませんが。
かくゆう私も2001年春の中澤ラストツアーが娘。との最初の出会いで
本格的にはまったのは高橋愛が加入した2001年の秋のツアーからですし
そこにはラブマ〜黄金世代ファンとは埋めようの無い差があるのかもしれないです。


それと高橋視点だと今回の卒業って卒業していく
飯田さんや石川さんへ思いをはせる余裕が無いのも事実。
なぜかって、それは今でも高橋愛の力量に比して荷が重過ぎると思える
娘。というものをいよいよ逃げ場無く背負わされるから。
正直、残される娘。とそのエースという役割を担うことになる不安の方が大きいです。
だけど今は、ゴロッキーズに矢口と吉澤(モーニング娘。)って感じだけど、
新しいモーニング娘。のオリメンとして「私達こそがモーニング娘。だ」と言えるような
そんな娘。を作って欲しいと思います。
私が愛ちゃんの真価を問うのは2年後になるのかな。
それまでは私も、そんな高橋愛、そしてモーニング娘。のために微力を尽くそうと思います。