ラストスパートだ。「流れ星のララバイ」文字起こし第8回

てってけの突然のノスタルジックな思い付きにより、
南青山少女歌劇団の最終公演演目「流れ星のララバイ」を
キャストを娘。メンに入れ替えて文字起こしします。
脚本・作詞:高橋由美子 演出:八木橋修
を、一部キャライメージに合うようにてってけ流にアレンジしてます。


第八場 病院のチャペル
川* ’ー’)<・・・、ずるいよ、桃子ちゃん。一人で先に天国に行っちゃうなんて
川* ’ー’)<お姉ちゃん、また一人ぼっちになっちゃった。


誰かがチャペルにやってくる気配がする。身を隠す高橋愛
飯田先生と看護婦の石川さんが入ってくる。
( ^▽^)<誰もいません、大丈夫です。
( ^▽^)<でも、その話紺野さんにはしなきゃいけませんね
川‘〜‘)<ええ、彼女にはここに来るように言ってあるわ
( ^▽^)<ガッカリするでしょうね。とても頑張っていたのに。
( ^▽^)<あんなに他人のために必死になれる子ってはじめて見ました
川‘〜‘)<紺野さんには親戚もなくて、お母様の看病も一人でしていたそうよ。
川‘〜‘)<だから、ひとごとじゃないんでしょうね
( ^▽^)<お母様はピアニストだったとかって
川‘〜‘)<でも、お若い頃から体は弱かったらしいわ
川‘〜‘)<裕福なおうちらしいから。紺野さんも生活の心配はないそうだけど
( ^▽^)<寂しいでしょうね


川o・-・)<失礼します!
川o・-・)<お呼びでしょうか?
川‘〜‘)<ええ、あなたにお話しておきたいことがあるの
川‘〜‘)<あなたがたが呼びかけてくれたおかげで、骨髄を提供するドナーになってもいいという人が
川‘〜‘)<100人を超えました。うちの病院で全員の血液検査をしたわ。その結果が出ました。
川‘〜‘)<高橋さんと白血球の型が合う人はいませんでした。
川o・-・)<それじゃあ・・、愛は・・。飯田先生!
川‘〜‘)<出来るだけの事はします
川o・-・)<愛を治して
川‘〜‘)<紺野さん・・・!、高橋さん!
( ^▽^)<聞いたの?今の
チャペルから走り出る高橋
( ^▽^)<高橋さん!
追いかける紺野、追いかけようとする石川さんと飯田先生。そこへ藤本さんが走ってくる。
川釻v釻从<飯田先生!FAXが・・
川‘〜‘)<ちょっと待って
川釻v釻从<でも、大至急って。高橋さんのお父様から
川‘〜‘)<高橋さんのお父様から?
川釻v釻从<凄く大事なことなんだけど、人目には触れないようにして欲しいってお電話もあって
川‘〜‘)<分かりました。(FAXに目を通す)
( ^▽^)<藤本さん、他の人の協力も頼んで高橋さんを探して
( ^▽^)<あの話、高橋さんに聞かれちゃったのよ
( ^▽^)<見つけたら、すぐに知らせて
川釻v釻从<分かりました
飯田先生がFAXを読み終える
( ^▽^)<・・・飯田先生?
川‘〜‘)<高橋さんのお母様と妹さんの消息が分かったわ
川‘〜‘)<残念だけどお母様は亡くなっている・・。
川‘〜‘)<頼みの綱は妹なんだけど
FAXを石川さんへ手渡す
( ^▽^)<先生、これまさか
川‘〜‘)<奇跡かもしれないわ