中野ハロコンを振り返る。激しくネタバレ。

方々で物議をかもし出した今回のハロコンのセットリスト。これを無視して語るわけにはいかない。
しかし、セットリストを語るなら、そもそもハロコンってなんぞや?と言う所から
考えないといけない気がします。
全体的なハロコンの意義と言うものを語るのは難しいので、僕にとってのハロコンという定義で書きます。
2001年は、娘。に余計なものがいろいろ出てくるつまらなくて高いコンサート
2002年は、あややの台頭もあり、メロン記念日もいてのちょっとお得感のあるコンサート
2003、2004年は、ハロー系ユニットの見本市。
と、こう書くと少なくとも出演メンバーに関しては年々魅力が上がっていることは分かる。
しかし、面白かったと言う記憶があるのはなっちの卒コンのみである。
じゃあ、何に不満があったのか?というと、
1.グダグダでコンサートの流れを断ち切るコーナー(きのこいらねー)
2.せっかくたくさんの魅力的なタレントが揃っているのに、ただ並べただけで繋がりのない構成
3.内容が薄いのに値段が高い


じゃあ、今回のハロコンはどうだったかと言うと。
1に関してはかなり改善されていました。相変わらずきのこは出てましたが、最低限で*1
我慢してやろうと言うレベルです。我慢?なんで我慢しないといけないんだろう・・。
2.うーん、いくらなんでも極端すぎるだろーw。ご覧になってない方が、「これじゃカラオケ大会だ」と
言うのは、本当にその通りだと思います。昨今の状況を考えるに、もっと外向きであるべきだというご意見も
いちいちもっともだと思います。ただ、FCで埋まっちゃうような箱なら、こんな新年会も面白いんじゃない
と思わせるくらいには楽しかったんですよ。中には不満な点もあるけど、
面白かったところから不満な部分を引いたら、結果として+の方が残りましたよって感じですね。
だって夢があるじゃないですか、紺野あさ美のソロとか亀井絵里のソロなんて。ごっちんあややの曲を
逆にしたらどうなるんだろうとか、辻希美が恋しちゃを歌ったり、新垣里沙田中れいな
じゃんけんぴょん歌ったり・・。これはね初夢なんですよ、きっと。
のの、ガキさん、れいな達の今はもう胸の中にしまってある夢のかけらを一緒に見たんですよ。
未来にかける夢を見せてくれた子達もいるし、表現者としてプロの仕事を見せたお姉さま方もいましたし
なによりみんな楽しそうだったのが印象的です。たまにはこんなお年玉が彼女達に与えられてもいいよね。
個々人については後述します。
そして3.時間はまぁいいよ。変なコーナーとかあっての2時間より、詰まった1時間半のほうが。
でも、値段がどうしても高すぎると思う。
全体の感想はこんな感じ。これは邪道だけどあり。でも横浜アリーナにはそのまま持ってきては欲しくない。
そして邪道と言う奇策は、そうそう何度も使えない。ほどほどにね。

*1:必要じゃないので必要最低限とは書かないぞ