思いは伝わる?

「第六感ヒット満開!」ツアーは仙台までの前半戦と大阪からの後半戦にプラス特別公演の武道館の3つに分かれると勝手に定義してるんですけど、この仙台と大阪の間が1週開いてまして、間に楽天のパブリックビューが入ったり、まぁ、ちょっとしたオフみたいなものもあったと類推できるんですけど(お花見話や、マコっちゃんが先週愛ちゃんと買い物に行った発言などから)、いい感じでリフレッシュになったと思います。


で、楽天のパブリックビューでの発言でちょっと気になる発言があって、今後注目したいなと思っている娘。がいます。それが矢口真里さんです。愛ちゃんやガキさんなんかは言わずもがなですが、娘。がTOPアイドルになってから娘。に入ってきた娘。と違って、矢口さんは誰かのファンだったとか、誰かを応援するとか言う立場になったことは、恐らくはないかと思います。それが、今回ひょんなことから楽天イーグルスを応援するという立場になり、実際に野球の試合を丸々、応援しながら見る、しかもそれが、寄せ集めチーム楽天が、昨年日本一の西武相手でしかもピッチャーは松坂という試合で劇的な逆転試合をやってのけた試合を応援しながら見たという経験は、きっと彼女に応援する側の気持ちというのを少なからず教えたのではないかと思います。ロペスの逆転打のあとの矢口さんのコメントの「思いって本当に伝わるんですね」は、心に響きました。今後の彼女に注目していきますよ。


そして、大阪公演では、その想いを言葉を使わずに客席へ伝えた人がいました。それは石川梨華さんです。気合入ってんなーって感じがビンビン伝わってきます。ダンスに、歌に、トークに。歌は正直に言って決してうまいわけではないけれど、気持ちが伝わってきます。それはある意味プロの歌だと思いました。歌はもちろんうまいに越したことはないですけど、気持ちを伝えるための手段にすぎないと僕は思っています。たとえどんなにうまくても、それが本当に心から発した気持ちで歌えていなければ、そんなものに意味はありません。逆にそれが本当に心から発したものであれば、たとえうまくなくてもお客さんにはそれが伝わり、感動するのです。石川さんの尋常ではない気合は、それをずっと見てきた石川ヲタに届かないはずがありませんでした。そして、それは石川ヲタほどはっきりと確信出来るわけではありませんが、他のモーニング娘。のヲタに伝わっていないはずもありませんでした。それがあればこその、アンコールでの梨華ちゃんコールだったのだと思います。大阪公演から、一気に梨華ちゃん卒業への想いがステージ上でも客席でも加速したように感じました。


はてなかしまし物語::石川梨華さんモーニング娘。卒業