越谷日曜編「高橋劇場」

3月になってから、仕事が忙しくて更新時間がありません。そろそろ日曜のことも書いておかないと、もう次の現場が来てしまいます。と言っても、今回のツアーはMCが少ないので、それはそれで、行って、見て、楽しむには非常に良いのですがレポするときに困ります。前回や、前々回のツアーだと、当日にMCのレポをあげて、平日にそれ以外の感想だとか、考察だとかとこねくり回したことを書いてたんですけど、それも限界があるしなーと。ま、いろいろ模索しながらやっていこうと思います。


前日は昼夜参戦したんですけど、日曜は夜のみです。チケットが取れなかったからということもあるんですけど、今住んでいる部屋の更新をしに不動産屋へも行かねばならず、それが他に日が取れなさそうだったので日曜は夜のみです。昼公演が終わったあたりに現着すると、みんな愛ちゃんがこけた話とか、マコの靴の話とか、チンプンカンプンな話をしている。座間・越谷と8公演中4公演参加と普通より参加率の高いてってけですが、1公演でも見ないとこんな浦島状態になるとは・・・。や、別に見てない公演のことがわからないのは当たり前のことなんですけど、最近普通にツアーコンプしてたので、なんかそんな感覚を忘れていました。かなりだめな人になっています。


で、娘。の話ですが、前日に足を痛めたっぽい道重さんですが、この日は傍目には特に気にならないレベルになってました。なので、たぶん大丈夫なのでしょう。代わりにマコがサポーターしてましたけど、こっちはどーなんだろ。マコの場合はツアー中に必ずテーピング巻いたりサポーターしたりということになりますからね。怪我しないためにやってるのかもしれないんですけどね。



さて、ここからネタバレで


パープルウィンドの愛ちゃんが、ちょっち凄い。動きが柔らかく滑らかで、そして強い!てってけはミュージカルヲタをやってるときから、柔らかく滑らかに動く娘が好きなんですけど、そういう娘はジャズダンスとモダンバレエの両方の経験があったりするんですけど、だいたいそういう娘はクラシックバレエをやってる娘にある強さはなかったんですね。愛ちゃんは両方あります。愛ちゃんがどっちの経験があるのかはよく知らないんですけどね。


で、その愛ちゃんが、もっともの凄い曲といえば「大阪恋の歌」なんですけど、まぁ、意図的にここまで触れてないんですけど、っていのうはもうちょっと前の席で見てから書きたいなぁってのがあったからなんですが、mixiのほうでなんですけど、知り合いが愛ちゃんの「大阪恋の歌」を一人ミュージカルと表現していました。これはなるほどと思わせる表現です。ミュージカルプレイとは、いわゆる演劇と呼ばれるストレートプレイに対して、演技のほかに歌とダンスという3つの技術を使って表現することです。ここで気をつけなければいけないのは、演技と言う技術と、演じるということは別物であると言うことです。


「演じる」とは、自分とは違う別の誰かになりきるというこではありません。ある役を演じるのであれば(これはある歌を歌うのであればと置き換えることも可能です)、その役と実際の自分との重なる部分を表現し、重ならない部分をそぎ落とします。重なる部分と言うのは当然、演ずる人によって違いますから、例え同じ役をやったとしても演者が変われば当然それば違ったものになります。そして、それは演じる人間が成長しても同じことが言えます。僕はこのツアーを通して、この高橋愛の「大阪恋の歌」がどういう成長を続けていくのか、とても楽しみにしています。


今週末から、娘。はついに地方ツアーへ出発します。高橋愛の高橋にしか出来ない、でも高橋愛になら出来る高橋劇場、ぜひ観にいらしてください。