いってきたぜ、大阪!

ネタバレしますが、前半は大阪話します。てってけは、16日に行って18日の午前中に帰ってきました。16日から行ったのは、別に℃-uteの応援企画に参加したわけではなく、演劇集団キャラメルボックスの「俺たちは志士じゃない」の千秋楽を新神戸オリエンタル劇場へ見にいくためです。


実は、スケジュールの都合でこの公演は見れなかったのですが、このサイトの読者さんから、うちのサイトで興味を持ったのでハロコン大阪の前日に神戸でやってるみたいなので見ますというメルフォをいただきまして、「なぬ?大阪で見られるのか!?」ということで行って来ました。


新神戸オリエンタル劇場といえば、座席が豪華で非常に見やすいと演劇界で評判のホールです。てってけのチケットはP列。16列か・・・。見やすいホールとやらが本当に見やすいか試すにはちょうどいいな・・と思っていたのですが、劇場についてびっくり、後ろからA,B,C・・で、P列って2列じゃないか!!しかも、最センター。2列最センターで見やすいかどうかもありません。


この作品はてってけは10年位前に初演を見てまして、その時は、最近TVでよくみる佐々木蔵之助さんとか、去年の大河ドラマにも出てた保村大和さんとかが客演で出てたんですけど、その時とは大きく違うようです。なんでも、リメイクしてるとか。再演じゃなくて、リメイクです。演劇でリメイクってあんまないんですよね。まぁ、キャストが変わって脚本に手直しが入ることぐらいはあるんですけど、元の設定とエッセンスだけは残して、演出家が脚本から書き換えてます。


今回は、演出がキャラメルの成井豊さんではなくて、劇団M.O.Pマキノノゾミ♂さんということで、成井さん演出なら成井さん脚本のほうがいいだろうけど、マキノさん演出なら自分が演出しやすいように脚本を書き換えようということらしいです。こいつはなかなか面白い試みで、観劇中はキャラメルとはだいぶ違った舞台に感じましたが、見終わった後では、やっぱりキャラメルをみたときの観後感が残りました。


話のあらすじ(ただし10年前の成井バージョンを勝手にアレンジ)
新撰組の隊士・神田松吉∬ ´▽`)と品川竹次郎川o・-・)は、浪人10人に囲まれて思わず逃げてしまう。それを他の隊士に見つかってしまう。このままでは隊規にそむいた廉で切腹させられてしまう。二人は新撰組を脱走するが、潜伏場所の伏見の旅籠を新撰組に取り囲まれてしまう。風呂に入っていた二人は、別の二人組みの衣服を着て(新撰組の羽織は目立つから)、逃亡をはかる。


川o・-・)<でも、いいのかな。風呂から出て着物がなかったら持ち主はこまるんじゃないの
∬ ´▽`)<私も困っている。昔からいうでしょ、困ったときはお互い様って


手ぬぐいで顔を隠し、旅籠を出ると新撰組に取り囲まれる。
川釻v釻从<そこの浪人!名を名乗れ!
∬ ´▽`)<いい湯だったねぇ、梅さん
川o・-・)<そうだねぇ、寅さん
川釻v釻从<えーい!そのほっかむりを取れ
∬ ´▽`)<いや、これはちょっと取れない事情がありまして・・・
川釻v釻从<そうか・・。だが、お前の正体はわかっているぞ!坂本!
∬ ´▽`)<さかもと?
川釻v釻从<その羽織にある、合わせ枡に桔梗の紋がなによりの証拠だ。土佐の坂本竜馬
川釻v釻从<一緒に居るのは中岡慎太郎。そうだろう!?
川o・-・)<・・・・いえ、めっそうもない


ひょんなことから、新撰組に坂本と中岡として追われることになる二人。そこに偶然通りかかる、長州藩親藩岩国藩藩士鶴橋誠之助|||c| ・e・)| 、二人をかくまうことになる。

c ・e・) <あ、あなたが土佐の坂本先生?

∬ ´▽`)<いや、おいどんは坂本じゃなかとでごわす

c ・e・) <な、なんて、下手なうそだー!
c ・e・) <しかし、坂本先生、坂本先生は北辰一刀流の免許皆伝ですよね
c ・e・) 新撰組の一人や二人、切り伏せればいいんじゃないですか

∬ ´▽`)<いや、私は無益な殺生はしない

c ・e・) <真の剣士はむやみに人を斬らないという!!!
c ・e・) <さすがは坂本先生、ですが単筒ならいんじゃないですか

∬ ´▽`)<たんづつ?

c ・e・) <高杉先生から上海土産にもらった拳銃ですよ

∬ ´▽`)<そんなもん・・・、(ふところを探す)あるよ!?


新撰組の囲みを突破して、岩国藩邸へ逃げ込む3人。二人は坂本竜馬中岡慎太郎として、丁重なもてなしを受ける。岩国藩京都藩邸御一任役天王寺蔵衛門(0^〜^)、誠之助と同輩で岩国藩一の剣の使い手梅田新兵衛川*’ー’) 、岩国藩家老の娘・天王寺美咲从*・ 。.・)
川*’ー’) <まもなく、藩邸御一任役の天王寺様がこちらに参ります
川*’ー’) <坂本先生は、北辰一刀流の千葉道場の出身ですよね?
川*’ー’) <天王寺様も千葉道場の出身です。会ったことがおありになるんじゃありませんか?
∬ ´▽`)<えーと・・、どうでしょう?
∬ ´▽`)<・・どうする?
∬´▽`)<偽者だってばれたら、今度は番所に突き出されるかもしれないよ
川o・-・)<早いところ謝っちゃいましょうよ


(0^〜^)<待たせましたな
∬ ´▽`)川o・-・)<ごめんなさーい!!!
(0^〜^)<ど、どうしました、お二人とも
(0^〜^)<お初にお目にかかります。岩国藩京都藩邸御一任役天王寺蔵衛門でございます
∬ ´▽`)<いま、なんておっしゃいました?
(0^〜^)<いや、お初に・・
∬ ´▽`)<じゃあ、会ったことはないんですね
(0^〜^)<残念ながら、私が千葉道場に入門したのは坂本様が土佐へ帰られてからでありまして
川o・-・)<よかった
(0^〜^)<はい?
∬ ´▽`)<いや、こいつが会ったことがあるんじゃないかと言うから
川*’ー’) <申し訳ありません、早合点してしまいました
川o・-・)<忘れてて、失礼があってはいけないと思いまして、そういう意味です


(0^〜^)<時に、乙女さんは元気ですかな?
∬ ´▽`)<乙女って、どの乙女?
(0^〜^)<坂本様の姉上ですよ
∬ ´▽`)<あぁ、元気元気!昨日も会いましてね
(0^〜^)<脱藩以来、土佐へは帰っていないとのことでしたが、どうやって会われたのです!?
∬ ´▽`)<あ、いや・・、夢で、夢で会いました。夢で会った土佐
( ○^〜^)<はっはっはっは。坂本先生は面白いお方だ。


川*’ー’) <お二人は京へ何をしにいらしたのですか?
∬ ´▽`)<えっと・・
(0^〜^)<新兵衛!無礼であるぞ。
(0^〜^)<お二人は天下国家のために働いておられる
(0^〜^)<おいそれと目的を人に話せるとおもってか。みろ、困っておられる
(0^〜^)<そういうことでございましょう
川o・-・)<そういうことですね


(0^〜^)<私も不思議に思っていましたが、こうしてお二人をお迎えしてみて
(0^〜^)<なるほどと合点がいきました
(0^〜^)<明日、桂殿がこちらに来ます
∬ ´▽`)<かつらって?
(0^〜^)<お二人の御盟友の桂小五郎殿ですよ
川o・-・)<桂が来るの?ここに?
(0^〜^)<京でお会いになることになっていたんでしょう
∬ ´▽`)<いや、どーだったかなぁ・・
川o・-・)<今日は危ないところを助けていただき、ありがとうございました。
川o・-・)<われわれは役目がありますので、ここでお暇いたしたいと思います。

c ・e・) <そんな、ゆっくりしていかれてはどうですか?
c ・e・) <お食事の用意が出来たようですし

川o・-・)<え?お食事?
川*’ー’) <それに新撰組もまだ見回っているかもしれませんですし

c ・e・) <岩国名物もちょうど今日届いたところですし

川o・-・)<それはいいですねぇ

c ・e・) <どうぞ、こちらに

∬ ´▽`)<おい!大変なことになってきてるんだけど、どうする?
川o・-・)<飲み食いして、みんなが寝静まったら逃げ出しましょう
川o・-・)<ごはんごはん。


やべー、軽く触れるつもりだったのに、調子に乗ってきた。続く・・・・のか?