8/15昼観劇レポ

ちょっと仕事に遅刻して、15日の昼公演を見ました。この会は、読売新聞の貸切だったのですが、イープラスのほうでS席5000円というお得な値段で出てたので、会社の後輩(非ヲタ)にチケットを1枚おごり、見せました。安いチケなので席は期待していませんでしたが13列センターブロックと、舞台を見るには絶好の席でした。


当初、こんな売り方をするのだから、この回はよっぽど売れてないのか・・と思いましたが、会場に着くと満員で、しかもヲタ率が低い。うちの後輩も「女性も結構見にくるんですね」と驚いていました。はっはっはっは、始まったらもっと驚かせてやる!と思っていたのですが、見終わった後の感想は「面白い!夢中になってみた。みんなうまい。そして、みんな可愛い。とくに高橋愛田中れいなが可愛い。」というものでした。どーだ、まいったか!!モーニング娘。は凄いんだぞ!


さて、日程も中盤を過ぎたわけですが、そろそろということで原作と、それから台本を読みました。原作はまだ1巻しか読んでないんですけど、にしてもうまく作っていますね。どれもこれも、漫画の中にあるエピソードをうまくつなげてお話にしてるんですね。王宮の庭での話、淑女たちが謝肉祭(劇中は復活祭)へ躍りに行く話、それをサファイアがうらやましがり、王妃が亜麻色のかつらを用意する話、そこでフランツをばったりあって踊る話、で、劇中にはないちょっと面白い話だなと思ったのが、謝肉祭で出会ったフランツを忘れられないサファイアが、剣の大会を企画して、それを口実にフランツを招待するんですね。なんか微笑ましいです。


話は突然、劇中の話になるんですけど、そのサファイアとフランツの踊るシーン。サファイアの赤い衣装がいまいち気に入らなくて、不満だったのですが、台本を読むと、そこは最初白いドレスとなっていました。ということは、オープニングで着ていた白に水色の衣装で出る予定だったのかな。たしかにあっちほうが可愛いし、初日にあれで出てきた瞬間に「勝った!!」といったい誰に勝ち誇ってるんだ?って感じの気持ちを持ったくらいのものですが、台本を読んでなるほどと思いました。


わざわざ、のドレスへ変更したんですね。そういえば、王宮に庭のドレスは白に水色ですね。この物語には、いたるところに赤と青が出てきます。つまり、父の用意したドレスは青で、母の用意したドレスは赤なんですね。もうここは徹底したんでしょう。


強く生きる力、弱さに負けない心が、花を青く染めています

思いやり、人を思いやる心が、花を赤く染めるのです