ゲキハロ:寝る子は℃-ute

6/16。池袋サンシャイン劇場℃-uteの舞台を見に行ってきました。この日は、品川でジュンジュン・リンリン握手会もあり、握手会と舞台の間の時間は川崎へポッシボーを見に行くと言うハロプロ三昧な1日だったのですが、そういえば知り合いが川崎→池袋で移動するときに、山の手線でこんこんを見たと言ってました。まるでそれが呼び水であるかのように、こんこん復帰のニュースが入ってきました。おめ!


さて、℃-uteの舞台ですが、ネタバレないように感想を簡単に。期待よりも全然面白かったです。まず、演出がいいですね。℃-uteの子達をうまく使っています。もちろん、℃-uteのメンバーは舞台上の技量と言う点では発展途上なので、そこはうまいとはいえませんが、これまで別分野とはいえいくつものステージを経験していることで舞台上での華があります。


ドラマは脚本、映画は監督、舞台は役者という言葉があるように、実際に客前で演技をする舞台では、役者に華があればなんとかなってしまいます。なので、脚本や演出は役者の魅力を引き出せるように作るべきで、脚本は良かったけど役者がイマイチという舞台は出来としてはかなりまずいものになります。その点をこの舞台はクリアしていると思います。℃-uteのメンバーは、回をかさねるごとに舞台での演技の大きさと言うものを体得していくと思うので、これはさらに面白くなる要素はあります。


ただ、脚本はあまりいい出来とはいえません。ちょっと欲張りすぎですね。エピソードが多く、消化し切れていません。唐突な展開も多いですし。たいぶ荒削りです。小劇団っぽいといえばそうですけど、サンシャイン劇場は、演劇で言えば中〜大規模の劇団が使う劇場ですし、そこでやるからにはある程度の洗練さが要求されると思います。


出演メンバーで気になった子は、有原栞菜。私は、顔の表情なんぞ見えない後ろのほうの席でみたのですが、声と立ち振る舞い、雰囲気、そういうもので表情がついていたのがこの子でした。舞台演技の才能を感じます。