過去を振り返る

やっとホテル暮らしから開放されたてってけです。おはこんばんちは。
今日も23時まで仕事だけドナー。と言っても今日はスタートが午後からなので楽チンなのです。さて、思いがけずも外から持ち込まれたネタでヘビー更新になった昨日の更新なんですけど、たくさんアクセスしていただいて大変嬉しいのですが、トップのリンク元がキーワード"保田圭"なところに、申し訳なさいっぱいです。


はい、それはさておき、昨日の更新のモーヲタになったきっかけですが、長くヲタ生活をやっているといろいろあって手段が目的化してたりとか、変な方向へ行っちゃうこともしばしばあるので、なぜモーニング娘。を好きになったのか?、モーニング娘。の何を好きになったのか?を見つめなおすのは、意味のあることのように思います。過去を振り返ってばかりではいけませんが、時には立ち止まって振り返らないと見えてはこない明日もあるってことで。


さて、2/3のgoodwoodさんの更新にある、娘。の過去曲に興味を持たない層というのが、ちょいと心に残りました。自分の場合で考えて見ると、僕が最初に買った娘。のアルバムは「4th いきまっしょい」です。シングルだと「The☆ピース」かな。その後、ヲタを続けていくと、やっぱり普通に過去の曲は気になるし、「セカモは名盤」などという情報も入ってくるしで、ヲタになった1年後にはアルバムは全部そろえてました。しかし、実はそういう人のほうが少数なのでしょうか。だとしたら、それは何でだろう。過去からの物語性が希薄になったとか、ユニットの乱立といつのまにかの消滅で器に対する興味が薄まったとか、萌え路線による単推し化に拍車がかかったとか、そういうのもあるでしょうが一ヲタの力でそこを改善するのは難しいので、それ以外でありそうな理由、興味の幅が偏っているというのを指摘してみよう。


僕の身近な例であげれば、「三国志」にしか興味のない日本人というのが連想されます。中国の人と一緒に働いたときに、日本人の興味って三国志の世界に偏ってるなぁってのを感じました。それで、中国のほかの時代にも興味を持っていろいろ読むようにはなりましたけど、知れば知るほど奥が深いんですよ。中国の人から見ると「三国志」って確かに面白いけど、one of themなんだということを、僕の好きな作家の田中芳樹さんも書いてます。「楊家将演義」だって「隋唐演義」だって「岳飛伝」だって同じように中国では人気がある。実際、外国の人と知り合ったとして、その人が「平家物語」の大ファンだったとして、源義経の家来のそのまた家来のエピソードまで知っている。だけど、織田信長中臣鎌足坂本竜馬も知らない。けど、日本史で一番面白いのは「平家物語」の源平合戦だと言われても、う〜ん・・・困りませんか?(かなり田中芳樹さんの言葉そのままだw)これって要するに興味が偏ってるってことですよね。中国史の場合、三国志に比べてほかの時代への興味のきっかけが少ないせいもありますけど、そこでもうちょっとアンテナを広げれば、もっと面白いことが見つかるかもしれないですよ。


とまぁ、えらそうに書いてみましたが、かくゆう私も昨年夏まで「ハッピーナイト」という曲を知らなかったりしたわけですが。いきなり、全部を知れってのも無理な話です。今回「夢の中」という曲がハロコンで歌われたわけですから、この曲を知らなかった方も興味の幅を広げてみてはどうでしょうか?昨今、コンサートやベストショトなど、過去の曲を現在のメンバーでリメイクしたりして、娘。の過去に対して興味を持つきっかけは増えていると思いますし。ブックオフとかいけば、500円くらいで買えるんじゃない?