過去と未来と

ふとロープレがやりたくなったのですが、PS2ドラクエ8も持っていないので、クリアせずに途中で放っておいてたドラクエ7をちょこちょこやっています。これってドラクエファンの間ではずいぶん評判悪いんですねwテツナリさんに、そんなものをやり直すとは神だといわれてしまいました。石版を集めるシステムとか、転職のシステムがキャラに個性をなくしているなどの批判がざっと見た感じだとあるんですけど、ストーリー自体は今のところ、私は嫌いじゃないです。時間軸が動くストーリーは好きなんですよ。話が結構暗い、というか無常なのでその辺が不評なのかもしれないな。


で、感情移入しやすくするために、キャラの名前は変えます。主人公はまことで。小川でもあり、てってけの本名でもあります。幼馴染のマリベルは、こんこんに。ガボガキさんに。伝説の戦士メルビンはおさーんなので、つんくで。で、アイラをあいたんにしてます。やっと、あいたんがパーティーに加わるところまで来たよ。長かった・・。でも、今度は代わりにパーティーからこんこんが外れるんですよね。うちのパーティーのこんこんは、魔法使い→僧侶→吟遊詩人→賢者と転職してきてるので、欠けるとめちゃめちゃ戦力ダウンなんですけど・・・。


ちなみに、まことは戦士→盗賊→船乗り→魔法使い。ガキさんは、羊飼い→武道家→盗賊→戦士。つんくが武道家、あいたんが踊り子→戦士なので、僧侶経験者がいなくなりました。やっぱ、僧侶必要だよなー。まことは今は、魔法戦士にするために我慢して魔法使いにしてるから、ガキさんを僧侶経由でパラディンにするか。と、結局、育成ゲーム感覚で楽しんでいるような気がする・・。


時間軸が動くといえば、昨日チラッと出しましたが、サイトのタイトル「銀河旋律」も時間軸が動く物語です。演劇集団キャラメルボックスのハーフタイムシアターVol.1として作られた作品で、いまよりもちょっとだけ未来のお話で、メタファクターとしてすでにタイムマシンが完成し、人々は時間管理局のもと時間旅行を楽しむことができる時代という設定です。しかし時間旅行が一般化するにしたがって、マナーの低下が問題になり、度重なる事故(歴史改変)が社会問題となり、一般人の時間旅行が一時禁止されようとしている、そんな時代。


ニュースキャスター:柿本浩介は、3年前に知り合った高校で音楽を教えているはるかと付き合っている。それを快く思わない、はるかの元同僚で現在は時間管理局で勤務している猿丸(苗字だよ)が、二人が知り合うきっかけを邪魔する。度重なる歴史改変で、二人はついに分かれさせられてしまう。新しい歴史では、はるかは猿丸と結婚している。古い歴史の記憶は1時間程度でなくなってしまう。柿本ははるかが結婚する1年前へ飛ぶ。もう一度、愛する人と出会うために。柿本がはるかと話すことができるのは、たったの一言だけ。柿本は何を伝えるのか。そしてはるかは・・・。


と、ネタがないので2日連続して演劇ネタやってしまった。この作品は、私はかなり好きでして。あらすじでは書かなかったんですけど、万葉集の歌、柿本人麻呂の和歌がキーワードになってまして。それ以外にも随所に万葉集が出てくるんですよ。万葉集とタイムマシンって変な取り合わせなんですけどね。でも、万葉集って難く考える必要はなくて、単に当時の流行歌なんですよね。僕が見たときは再々演くらいだったんですけど、「はじめまして、明日、君と出会う僕です」というチラシのキャッチコピーにやられて、絶対見よと思った作品でした。キャラメルも、もう半年くらい見てないなぁ。前に見たのは、「ナツヤスミ語辞典」だったか、「ブラックフラッグブルーズ」だったかな。春公演の演目は「TRUTH」・・・。決め台詞が「俺もお前も死よりももっと重い罰を受けるべきだ。苦しくても歯を食いしばって生きるんだ」っていう幕末ものだから重いんだよなー・・。さわやか感動作品が見たい。