福井フェニックスホール 後編

昼公演がおわったあと、てってけ・ぶらんしゅ・あれくさんの3人でホテルにチェックインしに行きました。雪が降ってるので横着してタクシー移動です。運ちゃんが「どっから来たの?」とか「高橋愛は福井の会場だとやっぱり人気があるの?」とか「ワシントンホテルとはリッチだねぇ、福井で一番いいホテルだよ」とか、こっちに話をあわせてくれる気のいい人でした。でも、ワシントンが一番なんですか?


で、夜公演
てってけは、前回の福井で最前、愛ちゃん前などというとんでもない席を引いたせいか、今回は干されまくりで昼がAゾーンのち列、夜はBゾーンのく列でした。Bゾーンかよーと思ってましたが、Aゾーンはフラットなため、Bゾーンは非常に見やすい。逆にAゾーンの後ろのほうは見にくい、狭い、椅子がすぐに倒れてくるの三重苦です。よっぽどの前じゃないとBゾーンのほうがいいかも。


この日福井は、雪が降ったりやんだりなんですけど、降るときは吹雪みたいに振ったり、またモサモサ音がするくらいの大粒の雪が落ちてきていました。そんな状態ですから、紺野さんが、すっかり冬モードに突入している!?こんこんと言えば、かしまし2でこんこんのカラオケのところ、こんこんが遠慮をしるのをいいことに歌ってたのは愛ちゃんでしたが、マコ復活で、愛&マコになっていました。ロボキッスの二人向かい合って腰を前後に動かす、あの振りをやってました。ということは、こんこんの完璧踊れる曲はロボッキッスだったのか。


では、その他気がついたことを、まずは昼にれいなが失敗した愛ちゃん地元って話ですが、夜はきゃめいが出しましてうまく場を盛り上げました。この辺はエリザベスやエリックの経験の成果でしょうか。また、よっすぃ〜は、福井は熱いねぇ。ソースカツ丼ぱわー!とかまた勢いでものを言ってましたw矢口さんも高橋の地元の福井はあったかく熱く盛り上がってくれるなど、愛ちゃん地元話がMCいたることろで出てきます。実際、この夜の公演が、僕の経験した6公演では一番の盛り上がりを見せました。自分も一番汗だくになったし。(梨華ちゃんも最後のMCで触れてたな、高橋地元)


で、夜公演で触れる曲はやっぱこれ「ふるさと」
後のMCで当人も「泣きそうになっちゃった」と言ってたとおり、途中ちょっと危ないところはありましたが、とてもとても感動的でした。気負いや高ぶった感情のためか、技量的にはいつもよりも落ちるかもしれないけど、それを超えて伝わってくるものがありました。僕は、歌もダンスも演技も、うまいにこしたことはありませんが、それは所詮手段にしか過ぎないと思っています。気持ち・感動を伝えるための手段です。たとえどんなに上手くても、それが本当に心から発したものでなければ何の意味もありません。逆に本当に心から発したものであれば、たとえ歌が下手でもお客さんにはちゃんと伝わってお客さんは感動するのです。愛ちゃんの泣きそうになるくらい、でも泣かない、泣きたくない強さ、愛ちゃんの想いは僕の胸まで届きました。ちょっとこれには胸がいっぱいになったな。


メモに独占欲のダンスに触れるとあるな。でも、これはびわ湖編でも触れるのでそっちにしよう。そんなこんなで、MCでも福井に触れ娘。退場。他会場と同じく最後に残るのは梨華ちゃん。会場に投げキッス。うん、ちょっと愛ヲタとしては残念だけど、このツアーは梨華ちゃんのためのものでもあるし、しょうがないよねと自分を納得させようとしたら、愛ちゃんが袖から一人で出てきて、ご挨拶。この、一人で出てきてってのがすでに僕の胸をいっぱいにしました。堂々と出てきたよ。ちょっと照れ隠しはあるけどね。最初はなっちやあいぼんにステージ中央に連れ出されての挨拶だった。2度目の娘。ツアーでの凱旋では、ちょっと気弱になっている愛ちゃんの「私、また福井に帰ってきていいですか?」の挨拶。自信のを失いかけていた愛ちゃんにもう一度勇気を与えた福井。そして3度目は長いトンネルから抜け出た、そんな印象を与えた福井の愛ちゃん。そして4度目、愛ちゃんは前と言葉は同じだけど、自信に満ちてその言葉を言った。「私、また福井に帰ってきていいですかぁ?」もちろん返ってくる返事も当然わかっている、それは福井という町、福井という会場、福井に集まってくるファンに対する信頼感からくるのかな。信頼は相手だけにもとめるものではないからね、信頼に足る人間に歌手に成長しつつあるという手ごたえもあるのかな。「福井を代表する歌手になります」ってのもそんな心意気が言わせたのかもしれない。愛ちゃんの挨拶を聞いて、ついにいっぱいの胸はあふれました。


それから、これは触れておきたい昼夜のアンコール愛ちゃんコール。去年の愛ちゃんのもっとも印象に残ったことが、福井での愛ちゃんアンコールだった。だったら、それ以上のものをステージ裏のあの娘。へプレゼントしてやろうぜ!そんな愛ヲタどもの気合の入ったアンコールでした。呼応してくれた、他メンのヲタさんもありがとう。


コンサート終了後、みんな一言もなく座り込んでいる高橋界隈メンバーが印象的です(含むてってけ)。みんなそれぞれに余韻に浸っているのか。僕は、もう今日でこのツアーが終わってもいいくらい満足しました。それくらい感無量のコンサートでした。高橋愛に関しては、もう今日が初日にして最終日でもいいくらい。しかし、次の日のびわ湖の昼を見て、それが始まりの終わりに過ぎないことを知るのでした。詳しくはびわ湖編を待て。びわ湖編は明日の予定。