第六感 ヒット満開！日本武道館 石川梨華 卒業

えーと、なにから書いていいやら、まず、いつものレポのような速報版を期待して昨日・一昨日とこのサイトに訪れてくれた皆さん、ごめんなさい。今回はいつものようなMCレポは行いません。いつものレポはその回に参加できない人に雰囲気がちょっとでも伝わればいいかなっていうのと、娘。のメンバーが前の会場で行ったこと等を別の会場で言ったりしたときに、え？なにそれ？ってならないための予備知識として使えるように、そしてももちろん自分で思い出すために書いてたのですけど、この武道館はDVDとして発売されるので、そのネタバレ的な部分を回避するためにも細かなMCに関しては書かないことにします。でも、触れざるをえないところには触れちゃいますけど。とかなんとか書いちゃってますけど、本当は更新する余裕が無かったというのも事実です。うぎゃ

そんな関係で、今回はレポートというよりも感想が中心になっちゃうんですけど、まずは、石川梨華さんの卒業部分に関して書きます。石川梨華さん、5年間お疲れ様でした。卒業おめでとうございます。この「卒業おめでとう」という言葉、いままでの娘。の卒業の中でも最も素直にいえます。もちろん、なっちとかかおりんとか、辻・加護とかの卒業の時にも、そんなに悲しいって感情は無かったし次へのステップアップとしておめでとうという気持ちはあったけど、石川さんの場合はすべてのタイミングが合っているって言うのかな、モーニング娘。に加入して、モーニング娘。の中で成長して、そして自分がそこで学び得たものを後輩へ身をもって教えて、後進に道を譲るべく娘。からは去り、自分は新しい道へチャレンジする。もう娘。として遣り残したことは何も無いという感じ。あとは石川梨華の想いを意思を受け継いだ、娘。達がモーニング娘。の物語を紡いでくれる。そんな石川梨華さんの卒業を、僕は愛ちゃんと同じで「カッコイイ」と思いました。モーニング娘。として卒業するとは、こういうことだと思いました。

奇しくも高橋愛ちゃんが、石川梨華さんに贈る言葉として、僕が感じたことと同じことを言葉にしてくれました。僕の席の周りでは、愛ちゃんが自分の卒業について語ったことで、「愛ちゃん、それを言うのは早すぎるよ」と危惧している人もいましたが、愛ちゃんの言葉ははそういう意味ではないと思いますよ。同時に、なぜ僕が愛ちゃんに今すぐにでも卒業してソロになって欲しいとは望まないのかもはっきりわかりました。それは愛ちゃんが、まだ自身の成長をモーニング娘。に還元していないからです。愛ちゃんもきっと、石川梨華さんのように、娘。として何かをなしとげたい、後輩に対して何かを残せるようになりたいと願っているのだと思います。

一般に、新卒で社会に出た人間が、一人前になるには3年かかると言われます。そして会社にたいして利益を還元できるようになるのは入社して5年たってからだと聞きました。芸能界では、普通の社会の3倍のスピードで物事を経験するとも言われています。それを当てはめると、娘。は加入して1年で一人前になり、3,4年目くらいからグループの主戦力として利益を還元するようになると考えることが出来ます。そう考えると、愛ちゃんは去年の夏・秋ツアーあたりから娘。の高橋愛として大きく成長して、このツアーでは自身も成長しつつも、徐々にグループにその収穫物を還元し始めたというところにあると思います。願わくば、石川梨華さんのように、もうモーニング娘。ですることは何もない(自己の成長と後輩への伝えることの両方において）という状態で卒業して欲しい。現時点では、高橋愛がモーニング娘。にいたという確かな軌跡が不十分だから、現状での卒業に僕はあまり積極的ではないということがはっきり分かりました。その意味でも、梨華ちゃんありがとう。

僕は、モーニング娘。を通して生き方を学ぶことが多い。
それはきっと中で活動する娘。のメンバーも同じだろう。
先輩は活動を通して、後輩に自分の生き方を教えている。僕はそう信じます。
だから絶対に妥協はして欲しくない。
その時その時を、自分自身に対して偽りなく表現して欲しい。
それで誰かに嫌われることになったとしても、それは仕方がない。
大切なのは、自分を表現すると言うことなのだから。
そんな梨華ちゃんの妹達に対する仕事も昨日で終わった。
今日からは、自分達で考えなければならない。
自分の道は、自分の手で作らなければならない。自分の足で進まなければならない。
しかし、心配することはない。君たちの準備はもう整っている。
君たちには君たちの道を作る力がある。自分を信じなさい。
自分の信じる道を進みなさい。

石川梨華さん、卒業おめでとう。そして、モーニング娘。よ、永遠なれ。

追記というか、蛇足と言うか・・。
石川梨華さんって凄いよ。カッコイイよ。だって、愛ちゃんに限らず、娘。の全メンバーの心に深く残る人なんだよ。よっすぃ〜は、梨華ちゃんとの思い出を共有するひとだし、梨華ちゃんがやってきた生き方を教えるという点では、よっすぃ〜なりの生き方を教えるということで引き継ぐわけだし、ミキティは受け継ぐと言うのはちょっと違うと思うけど、梨華ちゃんからうけた影響を、これまで自分で育ててきたものと融合して藤本流にしちゃうのかな、そして他の7人は梨華ちゃんの遺志を受け継ぐ7人になると思う。正直、道重の言葉とか軽く嫉妬した。そして、愛ちゃんが卒業する時は、愛ちゃんが梨華ちゃんに感じたことと同じことを道重に(別に亀井でも田中でも久住でもいいけど）感じさせたいと思った。

そういえば、美勇伝の新曲は、1回そう思うと、もうホワイトベリーの「夏祭り」というかジッタリンジンか、にしか聞こえないな。別に好きだからいいけどね。