こだわってる夢をあなたは持ってる

tetteke2005-09-28

(注:文中に秋ツアーのネタバレ箇所があります)
よっすぃ〜が「青春時代1,2,3!」を歌った後、娘。が再び全員登場し「どうだった?」「まだまだ続くよー」的なMCをして「次はこの方です」と左右にはけました。ステージ上には、愛ちゃん・さゆ・ミキティ・マコの4人。「電車の二人」のイントロが流れ、マイクを奪い合う4人の演出。「誰だ?誰だ?」って冷静に考えれば、6期のさゆやミキティがこの曲を選曲する可能性は極端に低いわけで、愛ちゃんも違った選曲をするよな・・と考えるころには、マコが歌いだしていました。香港の夜は冷静じゃいられないんだよ!

この曲を一人で歌うのは大変でしたが、どうでしたか?この曲は、5期が入って始めてのアルバムの中に入ってる曲で、私はこの曲には参加してないんですけど、他のメンバーが歌っているのを見て、こっちも歌ってみたいなと、ずっと思っていました。香港で歌えてすごいうれしいです。

ここまでソロで歌うならという選曲で、思い出の1曲を選ぶ娘。が多かったのですが(れいなは違うけど)、マコとはifという選択をしてきました。もちろんこれも思い出の中の1曲であることには違いないんですけど、この曲をレコーディング、そして歌われた(マコは「初めてのロックコンサート」ですが)当時の麻琴は?というと、やっぱりこれも一番不安と悩みを抱えていた時期ですよね。もちろん今となっては克服して成長しているんですけど、だからこそ、この機会に歌ったのかな。


というのは、皆さんもお気づきだとは思いますが、「はじめてのロックコンサート」は麻琴が5期からも離れて参加した曲です。不安と自信のなさで苦労したことは聖書「娘。物語」にもなってますし、気弱なところのある麻琴は、他の3人、愛ちゃん・こんこん・ガキさんの参加している「電車の二人」をうらやましく思ったことが一度ならずもあるのかもしれません。


今、行われている「バリバリ教室」のツアーでは「初めてのロックコンサート」があります。当時の弱い麻琴ではなく、成長した麻琴が歌っています。その麻琴が過去の自分にけりをつけるべく、逃げの気持ちじゃなく攻めの気持ちで挑戦する1曲に敢えて選んだのが、この「電車の二人」なのではないでしょうか。てってけなりの勝手な解釈ですけどね。