INDIGO BLUE LOVE

大人にとって2ヶ月という時間の流れは短いものですが、たぶんこの歌の女の子年齢は2ヶ月を長いと感じる年代なんだと思います。で、そういう年代にとって誕生日って一大イベントですよね。そこを一緒に過ごせれば、この恋愛は長く続くという思い込みというか、願望があったのではないでしょうか。願望・・、そう、つまり、そうならないことを感覚的に知っていたんですね。


それは、女の子のほうが一方的に好きだったというか、愛の量が等価ではなかったからだと思います。愛色の条件を満たせなかった、愛色の関係を保てなかったというのは、その等価ではない愛の差を埋めようとして埋められなかった女の子の頑張りなのだと思います。


相手が悪いわけではないけれど、傷ついて終わってしまった、背伸びした女の子の恋なんじゃないかな。もしかしたら相手の男は、その2ヶ月に対しても価値観の違う、女の子からみて大人の男性だったのかもしれません。頑張ってる間は長い2ヶ月だったけど、振り返って見ればたった2ヶ月で終わってしまった、その2ヶ月の間でも、あんなに頑張った偉大な2ヶ月がちっぽけに思えるほど、大人へと成長しているんですね。うーん、藍色の愛、痛々しい歌ですね。


ちょっとネタバレ

この歌についている振り付けを一番うまく踊ってるのは新垣里沙さんだと思うんですけど、その痛々しさを今一番表現してるのは亀井絵里さんだと思います。ちゅうことで、これまでは、ガキさんのスタンドマイクプレーに目が釘付けでしたが、ツアー後半は亀井ちゃんに注目しようかな。れいなは・・、まだとちょっとイメージが合わないかな。とはいえ、まだツアーも1/3程度ですからね。誰が一番痛みを感じさせてくれるのか、注目しちゃおうっと。