リボンの騎士千秋楽-小川麻琴、行ってきます!-


月曜日のうちにレポを書こうと思っていましたが、朝から晩まで会議に拘束されていました。ということで、やっと時間の空いたので書きます。たぶん、もうすでに他のページやなんやで書かれていると思いますが、巡回せずに書きます。


さて、なんでも昼の公演のほうが正式な「リボンの騎士ザミュージカル」の千秋楽だったようです。夜は特別公演だとか。要するに夜は一般売りしていないFC限定公演なので、一般向けには昼が千秋楽ということなんですね。


フィナーレで、いつものようにラブマ→アンビシャス→この私がついている。と3曲やりまして、いつもならここで美勇伝に変わるんですけど、1曲追加です。バンド生演奏による「青空がいつまでも続くような未来であれ」


フィナーレ中に娘。が使っていた手羽を使って、小川麻琴を中心とした孔雀のような形を作ります。そのまま、小川麻琴の移動とともに羽も一緒に動いて舞台袖でマコ以外ははけます。その後、マコソロ状態で歌って、娘。が再登場。階段に花道を作って、マコがその中を降りてきます。ステージまで降りたら、今度は娘。一人一人と抱擁。さすがは、退団公演とかでノウハウをたくさん持っている宝塚演出。


カーテンコールでは、小川麻琴さんの挨拶もありました。昨日どうしても言いたかったけど、言うタイミングがなかったので、ここでと前置きして、8/26で5期メンバーが5周年を迎えたこと。そして、自分の長いようであっという間だった5年間の思い出を話しました。後ろでは、愛ちゃんとガキさんが泣いていました。


そして夜の特別公演、演じる側としてもヲタ側としても本当の千秋楽です。演じる側もいつも以上に力が入り、しかもいつも以上に楽しんでいましたね。ヲタ側も普段では拍手を入れないところに拍手が入ります。


たとえば、∬ ´▽`)<可愛いのは、私!
で、場内からたくさんの拍手が。また、トルチェやヌーヴォーの登場シーン。まだ、回転舞台が回ってる時から拍手が入ります。じつは、これ、正しい拍手の入れ方なんですけどね。舞台が始まった最初の頃に書こうとしたけど、際限なくはいったりしたら面倒なので書くのをやめました。ちなみに、田中れいな道重さゆみで拍手をどうしても入れたいという場合は、リューとリジェの登場シーンで入れるの良いです。


そして、昼と同じフィナーレがありまして。一部、違いましたが、それは、娘。が手にひまわりを1本ずつ持って、それをマコに渡していくという演出がありました。これも私の記憶の中では、宝塚に同じスタイルがあったような気が・・。


夜のカーテンコールでは、本当はマコ挨拶時の青サイでしたが、先走った人がサイリュを折ってしまってすでに一部が青色になってしまっているので、それはもうしょうがないだろと折って、マコトコール。


よっすぃーが、ナイスフォローで、まぁ、みんな待て。後からそういう場があるからと、まずはハロー以外のミュージカルのキャスト紹介とバンドの紹介。それから、マルシアさん、箙かおるさんの挨拶。二人に対する、拍手と歓声がもう何よりもハロヲタの二人に対する感謝の気持ちをあらわしていたと思います。


マルシアさんは「愛したサファイアと明日から会えなくなるのが寂しい」と号泣。愛ちゃんに「そんなこと言わないでよー」と言われ抱き合っていました。また、「皆さん、これをきっかけにミュージカルに、できれば私の出演しているミュージカルにも足を運んでください」と挨拶。


会場はかおるコール!箙さんは、「宝塚にもみなさんのパワーが欲しいです。ぜひ、宝塚歌劇にも起こしください。男子トイレ空いています」と挨拶。宝塚は宝塚で別のパワーが凄そうですが。


続いて、フランツ役の石川梨華さんの挨拶。えーと、確か優等生っぽい挨拶だったと思いましたが、内容は忘れてしまいました。最後に、麻琴の卒業に立ち会えてうれしいと言っていました。


そして、サファイア役の高橋愛。期待通りにサファイアの衣装を着た愛ちゃんになっています。「あひゃ!!あんのぉ〜、わたしまとめるの、とくいじゃないんでぇ〜」って、や、誰もそんなこと期待してないから!「前々から憧れていた世界だったので、頑張りました。いかがでしたか?」とそんなことを言っていました。


そして、卒業する小川麻琴へ。同期メンバーを代表して新垣里沙から。「麻琴に出会えてよかった」とマコに抱きつくガキさん。愛ちゃんマコの後ろから抱きついて、マコをサンド。愛ちゃんが、巣に戻ってから、サファイアの衣装なのにガニマタ気味に歩いてきて、マコに抱きつくのでなんか変です。そんな失笑も沸き、ガキさんも「愛ちゃん、また・・」みたいな顔をしますが、そのまま涙になります。


それから、娘。を代表して、藤本美貴がマコへ挨拶。「魔女にいわれても、ねぇ・・」と照れ隠しからはじまるのが、藤本流。明日からいなくなるのが信じられない。また、そのまま来ちゃうんじゃないか。マコらしい笑顔を忘れずに、頑張ってという内容。


そして、リーダー吉澤ひとみと大臣から。「お疲れ様!このミュージカルの稽古は3月から始まって。ぶっちゃけ長いと思ったこともある。でも、舞台を大成功させて麻琴を送り出してやりたかったから、みんな頑張った。舞台が始まって、すごく評判になって、高い評価ももらえて本当に良かった。こう見えて、実はすっごく弱いから心配だけど、卒業しても海外へ行っても、仲間だから、いつでも連絡して」


そして卒業する小川麻琴の挨拶。メンバー、スタッフ、ファンに対する感謝の言葉と、「卒業後は海外へいって、ひとまわり成長したすがたをお見せします。5年間本当にどうもありがとうございました。」最後になんとまとめていいか、困っているマコによっすぃーが耳打ち


∬ ´▽`)<小川麻琴、元気に行ってきます!!


幕が降りても、鳴り止まない拍手。スピーカーからは公演終了のアナウンスが流れる。いつもの、ヲタならここで帰るんだけど、拍手が鳴り止まない。幕の中の出演者へ鳴り止まない拍手のプレゼントとは、みんな粋だなと思ってたら、幕が開きました。予定されていたカーテンコールのほかに3度も幕が開き、娘。がマコが挨拶。舞台の世界では、珍しいことではないけど、ハローの現場ではありえないこと。幕が開いた瞬間には、みんな立ち上がって拍手。いわゆる、スタンディングオベーション状態。公演期間中なんどか何人かのひとから、スタンディングオベーションをやりたいというのを聞いた。その都度、それはやろうと思って、しめしあわせてやるものじゃないと思っていた。あれは思わずやってしまうものなんだ。そんな奇跡は、私も10年以上も舞台を見ているけど1度しか経験したことがない。あれはやろうとか思っていなくても、その場の人間の心がひとつになったときにおきてしまう奇跡だ。でも、奇跡は、奇跡なんかおこらないと思っている人のところには絶対に起こらない。それは多くの人の想いと願いが形となった瞬間だ。


リボンの騎士ザミュージカル」はザという定冠詞に恥じない大成功に終わりました。ミュージカルで卒業は小川麻琴が初めてで、かわいそうだ、貧乏くじをひいたといわれましたが、終わってみれば、娘。卒業式のなかでももっともハートフルな卒業になりました。それもまたマコらしいと思います。